今の生き方以外を知らない
私たち「ひきこもり系」の人間は、自らが生きづらい生き方をしています。
何となく他人と違っていると、感じているのです。
ここでいう他の子どもと違っていると言う違和感は、殆どの「ひきこもり系」人間が、早い子は幼稚園時代に、遅くとも中学時代に、感じていたと、聞いています。
「きっかけ」は、「原因」ではない
不登校・ひきこもりの原因を、ご両親や先生方は、不登校になった・ひきこもり始めた頃に起こった出来事に、求めようとします。
それは大きなきっかけではあるのですが、原因ではないと判断できます。
原因は、その状態に入る何年も前から、すでに始まっているのです。
「原因」は、「きっかけ」じゃない!
そのきっかけも、不登校・ひきこもりの状態から、新しい生き方を始めるのに必要ですが、その「きっかけ」と「原因」の違いが、解りにくいと思います。
その「原因」に自分が向き合うことからが、新しい生き方の始まりとなります。
今のひきこもり状態は、とりあえず自分の世界観に一点の光を見つける迄、命をつないでおこうと守っている生活です。
そんな新しい生き方探しを、皆で応援してあげて欲しいのです。 かぜ